カリフラワーの基礎知識

カリフラワーは真っ白で、その見た目から食卓やお弁当を彩る食材として人気があります。

カリフラワーはキャベツを原種とするアブラナ科の淡色野菜で、見た目がそっくりなブロッコリーとは親戚関係にあります。

カリフラワーの歴史は古く、15世紀には既に栽培され始めていました。

また16世紀から18世紀にかけては品種改良によってオレンジや紫などの色のついたカリフラワーが生産されていたとされています。

日本では余り馴染みがありませんが、海外ではカリフラワーを使った料理にデュ・バリー風と付くことがあります。

デュ・バリーの名の由来となったのはかつてのフランス国王ルイ15世の愛人デュ・バリー伯爵夫人です。

夫人の髪型はカールを重ねたものでカリフラワーそっくりだったそうです。

そのため、カリフラワーを好んで食べていたルイ15世は、特に好んだカリフラワーのポタージュにデュ・バリーと名づけたのが始まりとされています。

今でもフランス料理で、カリフラワーを使った料理にはデュ・バリー風と付くお店があります。
カリフラワーは、キャベツを原種とするため、冬が旬の野菜です。

一般的に11月から2月が最も食べごろです。

旬以外でも、ビニールハウス栽培のものが1年を通して出回っています。

ですが、これはカリフラワーに限らず旬を逃した野菜は栄養価が落ち、価格も上がるので注意が必要です。

また、良いカリフラワーの選び方として、次の点があります。

まず、カリフラワーのつぼみの色が白くきれいな物を選びましょう。

色がついているものは鮮度が落ちているので注意が必要です。

また葉が萎れておらず、茎が太くずっしりと重みのあるものの方が甘みが強く新鮮です。

カリフラワーは20度以上の温度の場所で保存すると、つぼみが開き、変色するため保存の際は冷蔵庫に入れましょう。

長期保存する場合は小分けに分けてから、茹でた後に冷凍するとよいでしょう。

また茹でる際は、お湯に塩と酢や小麦粉を少々加えると、アクが抜け、見た目も白くキレイに茹で上がります。

食卓を彩る真っ白なカリフラワーを今晩のおかずに使ってみては如何でしょうか?
独特の食感と真っ白で食卓に彩りを与えてくれるカリフラワー。

最近は品種改良によって、赤や紫、オレンジのカリフラワーなどカラフルになって、更に食卓を華やかに彩り豊かにしてくれます。

しかし、カリフラワーを茹でてもアクが強かったり、色が変色してしまったりした方は意外といるのではないでしょうか?

ここでは、カリフラワーの見た目はそのまま綺麗に、素材の味を損なわないおいしい茹で方を紹介したいと思います。

まず、カリフラワーを小房に切り分けます。

沸騰させたお湯に塩と小麦粉を小さじ一杯分溶いたものを加えます。

塩だけで茹でた場合、アクが強くなり苦味が出て、色も変色してしまいます。

小麦粉を加えるとカリフラワーの表面に膜が出来るため、変色を防ぎ、カリフラワーの栄養がお湯に流出するのを防いでくれます。

また、小麦粉を加えた場合、茹で時間の短縮もできるためガス代の節約にもなります。

カリフラワーを上記の沸騰したお湯に加えた後、4分ほど茹でます。

食感が硬めの方がいい場合、2,3分で切り上げても良いでしょう。

カラフルなカリフラワーで、食卓を華やかにしてみては如何でしょうか?
淡色野菜の一種であるカリフラワーは緑黄色野菜に比べて淡白な見た目をしていますが、それに反してとても栄養満点です。

昨今ではカリフラワーなど、アブラナ科の食物に含まれる辛味成分のイソチオシアネートにガンや動脈硬化の予防効果が発見され注目されています。

カリフラワーにはビタミンB1,B2、ビタミンCが多量に含まれています。

ビタミンB1は体のエネルギー生産を助け、疲労物質の蓄積を防ぎます。

B2は代謝の働きを助けてくれるため、B1と併せて疲労回復の効果があり、目や肌の健康を保ってくれます。

ビタミンCにいたってはミカンの倍以上含まれおり、ビタミンCの含有量は淡色野菜の中でも最も多い野菜の一つです。

また、老化抑制や美肌効果など様々な効能があることで有名なビタミンCですが、その効果を効果的に摂取するのは難しいです。

これはビタミンCは水溶性で水に溶けやすく、調理の過程などでその多くが失われてしまいやすいためです。

しかし、カリフラワーに含まれるビタミンCはカリフラワーの茎が硬いためこれがビタミンCの流出を防ぎ、効果的に摂取することができます。

このため、つぼみの部分よりも茎のほうがビタミンCは多いので、茎の部分も残さず調理しましょう。
カリフラワーはブロッコリーと似た形をしています。

これはカリフラワーとブロッコリーがアブラナ科の原種から同じように派生した変種であるためです。

言わば、カリフラワーとブロッコリーの関係は親戚のようなものです。

栄養面ではブロッコリーの方が優れていますが、調理のしやすさではカリフラワーの方が優れているとされています。

これは、両者に含まれているビタミンCが、ブロッコリーの方が多いためです。

ですが、ビタミンCは水溶性で水に溶けやすく、カリフラワーは茎が硬いためビタミンCの流出を防ぎ効率的に栄養が摂取しやすい利点が存在します。

また、カリフラワーの硬さは鮮度を落ちづらくするため、ブロッコリーより長持ちするのも理由の一つです。

カリフラワーはブロッコリーに比べて生産面では太陽の遮光作業があるため、ブロッコリーよりも手間がかかります。

また、ブロッコリーは一度収穫しても側花蕾を育てる事で複数回収穫できますが、カリフラワーは一度しか収穫できないため、収穫量では劣ります。

よく似たカリフラワーとブロッコリー、しかし、両者には一長一短の特徴があります。

その時に合った食材選びを心がけると良いでしょう。